【検査結果あり】「SIBO」の検査を受けた体験談を全て語ります。

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過敏性腸症候群」を疑って病院にかかったけれど、いろんな検査をしても異常なしと言われてしまい、途方に暮れていませんか?

そんなあなたはもしかしたら「SIBO」という症状かもしれません。

今回は、高校時代からお腹のガスに悩まされ、病院で検査をしても原因を見つけられなかった僕が、SIBOの検査を受けた体験談を綴ります。

あなたがもし僕と同じ症状で悩んでいるならば、この記事を読むことで解決の糸口がつかめるかもしれません。

 

もくじ

SIBOとはどんな症状か

SIBOとは、本来細菌が少ないはずの小腸に細菌が異常に増殖してしまう症状のことです。これによって小腸内にメタンガスが異常発生し、おならが過剰に出てしまったりといった症状を引き起こします。

過敏性腸症候群だと思って病院で検査を行っても何も異常が見つからなかったが、実はSIBOだったという例も少なくないようです(SIBOと過敏性腸症候群が併発しているケースも多いようです)。

SIBOはまだ日本での認知度が低く、検査ができる病院も限られています。

SIBOについてさらに詳細が知りたい方は別記事を書いていますので、参考までにどうぞ。

www.suteneko3000.com

僕がSIBOという症状を知った経緯と、江田クリニックの存在を知ったいきさつを綴っています。

SIBOの検査の内容

SIBOの検査は「糖(ラクツロース)」を飲んで一定時間ごとに息を吐き、呼気内の水素やメタンの濃度を測定してSIBOの有無や重症度を計測するというものです。
詳しい検査の手順は後述しますが、内視鏡も入れませんし注射も打たないので、一切の苦痛も不快感も伴わない検査です。
ただ、検査の前から食事制限をかける必要があります。

検査前の食事制限について

SIBOの検査を受けるにあたって、正しい測定結果を得るために検査前から食事を制限していきます。
例えば
  • 検査の5日前から乳酸菌を避ける
  • 検査の24時間前から「魚介類・牛肉・豚肉・鶏肉・卵・キヌア・コーヒー・紅茶・緑茶」のみ摂取可能
  • 検査の12時間前から水しか飲んではいけない
といったところです。
詳しくは電話で検査の予約を入れた時に説明がありますので、よく聞いてメモを取っておきましょう。江田クリニックのHPにも説明が書いてあります。
「調味料」にもよくよく注意を払いましょう。
お店で売っているパックのハムやソーセージには味付け用の「食塩」などが入っているため、食べることができません。
僕の場合は魚介類の方を選んで「お刺身」を買い込んで対処することにしました。
もちろん
  • 醤油をかけてはだめ
  • 付け合わせの大根の千切りは取り除く
といった細心の注意を払いました。

検査の詳細について

次に病院でのSIBOの検査の詳細を書いていきます。

  1. プラスチックの筒のような物に息を吐く(正常時の呼気の水素とメタンの濃度を測る)
  2. 糖(ラクツロース)を飲み、お腹のバクテリアに餌を与える
  3. 20分おきにプラスチックの筒のようなものに息を吐く
  4. これを3時間続け、糖を飲んだ後の呼気の中の水素とメタンの量を調べる
  5. 検査後10日ほどで結果が出る
SIBOの検査には3時間ほどかかります。
最初に1回息を吐いて、正常時の呼気の内容物を取ります。その後ラクツロースという糖を取ってから20分ごとに息を吐きます。
これを3時間繰り返して、呼気の中の水素やメタンの増減をチェックします。
20分おきに1回息を吐くので、インターバルの20分間は自由に過ごすことができます。
ただし
  • 当然食事はダメ
  • トイレは自由
  • 水は、糖を薄める際に使ったものをペットボトルごともらえるので、それは飲んで良い
僕は以下のように過ごしていました。
なお、寝てしまうと正しい検査結果が出ないので、絶対に寝てはなりません。

検査結果について

ではSIBOの検査を受けた結果について書きます。

僕はSIBOでした

通常、検査を受けてから10日前後で結果が出ます。

検査の結果、僕は「SIBO」でした(正式な診断書ももらいました)。

診断書の画像はそのままここに載せられないのですが、上で書いた呼気検査で、僕の小腸内の水素の増加がSIBOでない人に比べて3倍以上増加しているという結果が出ました。

ラクツロース(糖)を飲んだ後の水素の増加は、基準値は20ppm以下ですが、僕の数値は69ppmという明らかな増加を記録しました。

高校時代から僕を苦しめていた過剰なおならの正体は、SIBOであったことがこの度判明しました。

今後の治療について

さて、今後の治療に関してですが、以下の2つがあるようです。

  1. 低FODMAP食の実施
  2. 投薬

まず、低FODMAP食という食事療法を行い、小腸内の細菌の死滅を試みます。

もしそれでも効果がなかった場合は、「リファキシミン」などの小腸内の細菌を死滅させる薬を使う投薬療法ができるとのこと。

低FODMAP食

FODMAPとは、特定の食べ物の中に含まれる炭水化物のグループです。

  • F:fermentable(発酵性の)
  • O:oligosaccharides(オリゴ糖
  • D:disaccharides(2糖類)
  • M:monosaccharides(単糖類)
  • A:and
  • P:polyols(ポリオール)

これらは発酵性の吸収されにくい短鎖炭水化物群であり、これを含む食物を接収するとSIBOなどの症状を持つ人はガスの過剰発生や下痢などを引き起こすことがあります。

低FODMAP食は、これらの炭水化物群を避けた食べ物を摂取する食事療法です。

僕もまだ低FODMAP食については勉強中ですが、これからこれを実践していくに当たってさらに知識を深めていきたいと思います。

なお、低FODMAP食を実践するにあたって、江田クリニックの方に以下の書籍をお勧めされました。

自分で治す過敏性腸症候群の本 (TJMOOK)

自分で治す過敏性腸症候群の本 (TJMOOK)

 

低FODMAP食に関するさらなる情報や、実践した結果などはまた記事にまとめます。

投薬

低FODMAP食が効果を発揮しなかった場合は、小腸内の細菌を直接死滅させる薬を用いた投薬療法を行います。

現在はほとんど副作用もない薬が開発されているようです。

ただ、数万円とかなり高額になるようなので、まずは低FODMAPの実践から初めていくことを指示されました。

SIBOの検査費用について

江田クリニックで検査を受けた場合、どれくらいお金がかかるかも書いておきます。

SIBOの検査は保険適用外なので高額で、かつ遠方から来院する方は宿泊費や交通費も必要なので、それなりにお金はかかります。

検査の費用

まずSIBOの検査の費用ですが、6万円+税です。

これほど高額な理由は、前述した通りこの検査は2019年現在保険適用外なので全額自己負担する必要があるためです。さらに、現金払いのみでカード払い不可なので現金を降ろしていくのを忘れずに。

交通費/宿泊費

次に、交通費や宿泊費について書きます。

SIBOの検査を電話予約した時、僕は朝の8時15分前後に来院するよう言われました。

江田クリニックは駅から離れているため、栃木駅からバスかタクシーを利用する必要があります。なお、土曜日は江田クリニック直行のバスの本数が少ないため、最初からタクシーで行く方が安全です。

これらの条件を踏まえると、遠方から来院する場合は前泊も視野に入れる必要があります。

※江田クリニックに来院する際の、近場の宿泊先は江田クリニックのHPに載っています。

参考URL:http://www.edaclinic.com/

僕は千葉県在住なので、前泊しない場合は始発で東京駅に向かい新幹線でギリギリ間に合うかどうかというところでした。

何か事故があったら間に合わなくなるので、安全を取って近場のホテルに前泊しました。

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そして当日の朝に、

  • 宿泊したホテルの最寄駅から栃木駅まで電車で移動し
  • そこからタクシーで江田クリニックに向かいました

江田クリニックは県内外から人が集まる非常に有名な病院なので、タクシーの運転手の方もまず知らない人はいないと思います。

僕が乗ったタクシーの運転手は、実際に江田クリニックで何度か検査を受けたことがあると言っていました。

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ちなみに、僕は少し早くついてしまってまだ病院が開いていませんでしたが、入り口の横に親切にもイスが置いてあったので、ここで読書して待っていました。

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僕の場合のかかった費用をまとめると以下です。

  • 検査費:60,000円+税
  • 交通費(往復):17,000円
  • 宿泊費:7,500円

合計で大体90,000円くらいです。

費用はケチらない

今回僕が実際に江田クリニックに言った体験から言うと、遠方から来院する場合、交通費や宿泊費を惜しんで詰め詰めのスケジュールを組むのはあまりオススメできません。

費用を惜しんだ結果、交通機関の乱れなどで時間までに到着できず、検査が受けられなかったら目も当てられないからです。

さらに、僕の場合ですが検査前からの食事制限で体力が落ちていました。まともな食事をとることができていなかったので、検査当日の朝は体が重かったのを記憶しています。

前泊したホテルからだったので何とか病院までたどり着きましたが、これが自宅から始発で出発して何時間もかけて栃木まで向かっていたら、もしかしたら途中で倒れていたかもしれません。

また、検査前12時間は食事をすることはできませんが、水だけはちゃんと摂取した方が良いです。僕も交通機関を乗り継ぎながら、少し過剰なくらい水は飲んでいました。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

今後の僕は低FODMAP食を実践していくことになります。

3週間ほどで結果が出るようなので、また実践した結果などは記事にまとめたいと思います。

以上です。

 

治療経過の記事を更新しました。

www.suteneko3000.com