Amazon大好きな僕ですが、今回自分への戒めも込めてこの記事を書こうと思いました。今回僕が主張したいのが
徒歩5分の店で買えるものまでAmazonで買ってないか?
ということです。
この記事では、近くのお店で手に入るものまでAmazonで買うのはやめよう! という主張を書きたいと思います。
近場で手に入る日用品までAmazonで買うべきじゃない
あなたは以下のような商品をAmazonで買っていませんか?
- どこにでもあるようなペンやノート
- 通勤・通学途中の本屋で買えるような漫画や雑誌
- 近所のドラッグストアで買えるようなシャンプーやデンタルケア商品
僕も今までこういった商品を何も考えず、「ただ便利だから」という理由だけでAmazonで注文していました。
ですがこういった、近場で容易に手に入ってかつ配達してもらう必然性のない商品は、極力Amazonで注文しないようにするべきだと思います。
主な理由は以下です。
ダンボールが増える
Amazonの商品はほとんどの場合専用のダンボールで届くので、商品を取り出した後のダンボールを捨てる手間が増えます。
キチンとした人なら、開封済みのダンボールのゴミは、キチンと折りたたんで即日ゴミに出すのでしょう。ですが僕は非常に面倒くさがりな人間なので、届いた商品のことばかり気になって、開封した後のダンボールは折りたたむことさえせずに、部屋の片隅に放置していました。
こんなことが続いた結果、僕の部屋は雑多に積み上げられたダンボールの山で占拠されてしまいました。一度こうなってしまうと、それらを折りたたんでゴミに出すのが非常に手間になるので、「後でやろう後でやろう」と放置したままさらにダンボールが積み重なるという悪循環です。
Amazonで注文した商品は、ごく小さなものであっても配達中の衝撃から商品を守るため、大きなダンボールで届くことがあります。もし僕が本当にAmazonで頼むべき商品のみを選別していれば、僕の部屋に積みあがったダンボールの山は半分以下になっていたでしょう。
そんなのオメーがただ面倒くさがりなだけで、ちゃんと毎回ゴミ出しすればいーじゃんと思った方もいるでしょう。でも、ちゃんとゴミを出す場合も、ダンボールの量が少なければ週に1回程度で済むようになります。どっちにしろ、注文する商品はちゃんと選別した方がお得です。
配達員の負担が増える
注文する商品が増えれば、配達員の負担も増えます。
そんなもん知らねー、俺は損してねーしと思う方もいるかもしれませんが、既に我々消費者にとっても無視できない事態が起きています。
ヤマト運輸がAmazonの配達から撤退したのは記憶に新しいです。
ヤマト運輸は、Amazonの配達が増え過ぎた結果、配達ドライバーなどの人員不足が深刻化していました。また、「当日配達」などに対応するためにドライバーの長時間労働も問題化し、こういった要素が積み上がっていった結果、最終的に撤退という事態になってしまったのです。
あなたは自分が勤めている会社が長時間労働を強いることで「ブラックだ」と嘆いていたりしませんか? もちろん長時間労働は悪ですが、もしそのことで苦しんでいる人間が、一方ではスマホで気軽に「ポチって」配達員の長時間労働の原因となっていては筋が通りません。
もちろんお金を払っている以上は「客だ」という主張もあるでしょうが、Amazonで商品をポチる前に、5秒だけでも「これって駅前のコンビニですぐに手に入らないか?」と考えてみるのも悪くないんじゃないでしょうか。
社会というのは結構ギブアンドテイクで回っていて、こういう事に思いをはせることができる人は、めぐりめぐってホワイトな職場環境を手に入れられたりします。
Amazonの効果的な注文の仕方
さて、とはいえやっぱり便利なAmazonは使いたくなるもの。
普通のお店では中々手に入らない商品もあれば、お年寄りや体が不自由な方などの配達を必要としている人々もいると思います。
そこで、Amazonで商品を注文する時に考えておきたいことを書いていきます。
注文はまとめる
複数の商品を注文する時は、なるべくまとめて注文しましょう。
例えば、週に1回「注文確定をする日」を作って、その日までにほしいものが見つかったらとりあえずカートに入れておくというのもお勧めです。
なお、注文する際に「準備ができた商品から順に発送」を選択していると、個別に発送されて結局はダンボールが増えてしまう恐れがあります。「まとめて発送」を選んでおくことをお勧めします。
注文をまとめるのであれば、ペンやノートなどの小物も一緒に入れてしまうのは問題ないでしょう。結局は1回の配達になるのですから。
再配達を極力なくす
仕事をしていれば、突発的な残業が発生したりして荷物が受け取れないこともあります。
ですが配達員の負担をなくすためにも、なるべく再配達を発生させないようにしたいところです。そのためには、以下のような施策が有効です。
- 指定日配達を利用する
- 宅配ボックスを利用する
- コンビに受け取りを利用する
指定日配達で日時を指定すれば、その時間に在宅しておくよう計画できます。ただ待っているだけなんて勿体ないので、掃除や洗濯などで有効に時間を使いたいです。
宅配ボックスがあるのであれば、是非有効活用しましょう。ただし、生ものなど宅配ボックスにおいておけない商品もあるので注意が必要です。
また、宅配ボックスに届けられた商品は遅くとも翌日までには取り出しておきましょう。マンションやアパートの宅配ボックスは共用なので、「宅配ボックスがいっぱいで持ち帰りました」なんてことになれば他の住民に迷惑をかけてしまいます。
宅配ボックスが設置されていない場合は、コンビニ受け取りを利用するのも手です。自宅近くや、通勤・通学ルートのコンビニを受け取り先に指定しておけば、自分の好きな時に取りにいけます。
まとめ
さて、結構えらそーなことを書きました。
ここまで書くからには、オメーはさぞ優良なAmazon顧客なんだろーな? という声が聞こえてきそうです。
もちろん僕も上で書いたことを徹底できている訳ではありません。
翌日に手に入れたい商品があれば、注文をまとめずにポチってしまうこともあります。また、飲料水のセットなど、自分で買いに行くと持ち運びに難儀する商品は注文で済ませてしまうこともあります。
ただ、それでも僕は昔よりも配達やダンボールのゴミのことを考えてAmazonで注文をするようになってきたことは事実です。
僕は2011年からAmazonを利用していますが、2013年に注文した商品の数が153でピークでした。そして以下のように、直近の数年間で少しづつ注文数が減ってきているのです。
- 2016年:127の注文
- 2017年:117の注文
- 2018年:107の注文
※毎年10づつ減っているので嘘臭く感じるかもしれませんが、これは本当です。
2019年の今年の注文は100を切るように目指していきたいと思います。皆さんもこんなことを考えていただけたら幸いです。