マヌカハニーをご存じでしょうか。
ニュージーランド産のはちみつで、高い抗菌作用を持つことから、健康維持や風邪を引いた時に薬の代わりに摂取されることもあります。
僕は大学生のころにその存在を知り、わざわざ海外から取り寄せて食べてみたのですが、本当にほとんど風邪を引かなくって感動したことを覚えています。
社会人になってからも、11月から2月までの寒い時期にはマヌカハニーを買って毎日舐めています。おかげでほとんど体調不良で会社を休むことなく仕事ができています。
今ではAmazonで簡単に注文できるようになり、手に入りやすくなったのもありがたいところ。
今回はそんなマヌカハニーの効果的な食べ方について語ろうと思います。
マヌカハニーのおすすめの食べ方
マヌカハニーは食品なので、基本的にいつ食べても問題ありませんが、その効果を最大限受け取るためにおすすめの食べ方があります。
スプーンですくってそのまま食べる
マヌカハニーは、スプーンですくってそのまま食べるのが一番効果的です。
パンに塗ったり紅茶に混ぜて食べても良いのですが、濃度が薄くなってしまうので最大の効果が得られなくなってしまいます。また、ヨーグルトに混ぜてしまうと、マヌカハニーの抗菌作用でヨーグルトの中に含まれている良い菌を殺菌してしまいます。
空腹時に食べる
マヌカハニーは空腹時に摂取しましょう。
胃の中に余計なものが入っていない方が、マヌカハニーの抗菌作用が直接届くためです。
マヌカハニーの抗菌作用を最大限に発揮し、体内の細菌やウィルスを退治するには空腹時が一番適しています。
寝る前に食べる
マヌカハニーは夜寝る前に食べるのもおすすめです。
寝ている間は消化器官もそれほど活発に動いていないので、摂取したマヌカハニーが消化されずに長い間胃の中に留まって効果を発揮し続けてくれます。
僕は寝る前に風邪を引きそうな気配があっても、ベッドに入る前にマヌカハニーをスプーン一杯舐めて眠りにつくと、翌日の朝にはすっかり良くなっています。
マヌカハニーの選び方
マヌカハニーには様々な種類のものがあります。
ここからは、その中からどれを選べばよいのかを書いていきます。
MGO250⁺以上、UMF10+以上のものを選ぶ
風邪予防が目的でマヌカハニーを摂取する場合は、「MGO250⁺以上」「UMF+10以上」のものを選びましょう。
「MGO」「UMF」は抗菌作用(メチルグリオキサール)の高さを表す数値で、これが高いほど効能も値段も高くなります。「MGO⁺250」は医療で使われる最低レベルの数値となり、このあたりからマヌカハニーの真価が発揮されます。
ちなみにこちらがマヌカハニー販売大手の「マヌカヘルス社」のHPに掲載されている表です。
ご覧の通りMGO250⁺は「EXTRA CARE」と書かれています。100⁺でも「DAILY CARE」なので、日常的な健康管理を目的とする場合はこちらでも良いでしょう。
僕は奮発してMGO400⁺のものを食べています。
値段もそれなりにしますが、風邪を引いて病院にかかる費用と時間のロスを考えれば、見合う投資だと思っています。
携帯できるキャンディーが超便利
マヌカハニーが健康に良いのは分かったけど、毎回ボトルからスプーンですくって食べるのはちょっと面倒……という方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、キャンディータイプのマヌカハニーです。
こちらであれば簡単に持ち運びができて、手軽に摂取することができます。キャンディータイプのものでも十分効果はありますので、心配はありません。
僕はいつもカバンの中に2、3粒を忍ばせておいて、朝会社についた時に1粒、帰宅した時に1粒を摂取しています。また、ちょっと喉が痛くて風邪を引くかも……と感じた時はすかさずマヌカハニーキャンディーを舐めます。すると、舐め終わるころには喉の痛みは大分引いているのです。
なお、コンビニやスーパーで「マヌカハニー入り」と謳った日本メーカー製のキャンディーをたまに見かけますが、健康目的で買うのであればハッキリ言っておすすめできません。なぜならそれらの多くはマヌカハニーの含有量が少なすぎて、ほとんど効果が見込めないためです。
日本産が駄目で外国産のものが良いなんて言うつもりはありませんが、ちゃんと効果のあるものを手に入れたいのであれば、キチンと調べた上でAmazonのレビューも参考にしながら選んだ方が良いでしょう。
マヌカハニーを食べる上での注意点
それでは最後に、マヌカハニーを食べる上での注意点を書いておきたいと思います。
味は独特
マヌカハニーの味は結構独特です。
クセの強い生キャラメルとでも言いましょうか、少々マニアックな味がします。
個人的な感想としては「お菓子として食べたいと思うほどおいしくはないけど、健康食品と考えればおいしい方」といったところです。
過剰摂取しない
マヌカハニーを過剰摂取してはなりません。
マヌカハニーははちみつですので、糖分が含まれています。当然ながら食べ過ぎると健康に害を及ぼす恐れがあります。といっても、糖分が含まれている食品はマヌカハニーだけではありませんし、上に書いたように「四六時中食べていたい!」と思うほどおいしいと感じる人は少数派だと思いますので、心配はないかと思います。
マヌカハニーはたくさん食べればそれだけ効果があるというものではありません。1日にスプーン3、4杯で十分です。僕は朝と寝る前の2杯しか食べていません。
赤ちゃんに与えない
赤ちゃんにマヌカハニーを与えるのは、止めておきましょう。
マヌカハニーにはボツリヌス菌が含まれています。ボツリヌス菌は、大人にはまったく問題ないですが、消化器官が未発達な1歳未満の赤ちゃんが摂取してしまうと「乳児ボツリヌス症」を発症してしまう恐れがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
社会人が風邪を引いて1日寝込んだ時の個人の経済損失は4,000円とも言われています。
うがい手洗いを基本としながら、マヌカハニーを取り入れて上手に体調管理をしていきましょう。