【若手社会人向け】この仕事には「適性がない」と見切りをつけるタイミングについて

仕事辞めたいですか?

僕は今の会社に新卒で入社してからというもの、ほぼ毎日「いつ辞めるか」ということばかり考え続けていました。

僕は新卒のころからまったく仕事がでず、同期の中でダントツびりっけつというだけなく、既に何人か後輩から追い抜かれています。

あまりに仕事ができないので、自分にはこの仕事に対する適正がないとずっと思い続けてきました。というか、今でも思っています。

ただ、本当に適性がないかの判断は非常に難しく、ただの努力不足であることも多いに考えられます。

僕は今の会社に入って6年目になりましたが、ようやく業務能力が同期の中でも平均レベルには達しました。だから今でもなんとか会社に所属して働くことができています。

今回は僕の経験を根拠に、本当に「適正がない」と判断して見切りをつけて辞めるべきタイミングについて語りたいと思います。

「適性がない」と判断する時期について

完全に個人的意見になりますが、以下が僕が仕事に適性がないと判断しても良い時期と材料になります。

入社5年以上、かつ最低一度異動を経験している。

それでも一切の業務能力の向上が見られない時は、退職も視野に入れてよいと思います。その根拠は以下です。

入社5年以上

一般的に、最低3年は頑張れと言われますが、僕は3年で仕事の適性を判断するには、短すぎると思います。

例えば僕の会社員人生で、業務上で自分の成長を感じた時期は以下です。

  • 1年6ヵ月目
  • 5年目
  • 6年目

この中でも入社5年目は、自分だけでなく周りからも業務能力の向上が評価された時期です。この時期までの僕は本当にひどいありさまで、とある先輩から「もっと別の道もあるよ」というやんわりとした退職勧奨もどきの言葉をもらったこともありました。

ただ、そんな僕でも5年経ってようやく平均レベルまで業務能力が向上したので、今あなたがどんなに仕事ができなくても5年目までは頑張ってみてはどうでしょうか。

業務能力というのはじわじわ向上するものではなく、ある日を境に突然レベルアップする性質があるのでは、と僕は思っています。だから、今あなたの努力がまったく意味をなさないように思えても、もうレベルアップする日はすぐそこまで来ているかもしれません。

最低1度は異動を経験している

会社には色々な部署があります(会社の規模にもよりますが)。

一つの部署でまったく仕事ができなくても、別の部署に異動したとたん「覚醒」する人もいます。

僕は入社2年目で「現場」から「スタッフ部門」に異動になったのですが、明らかに自分の適性は「スタッフ部門」の業務の方にありました。だからといって「覚醒」するほどではありませんが。

新入社員で配属される部署というのは多くの場合ランダムです。偶然そこで自分の能力が発揮できれば良いですが、まったく自分の興味の持てない部署に配属されることもあります。

同じ会社でも別の部署に移れば活躍できるのに、最初に配属された部署で能力が発揮できなからといって会社そのものに見切りを付けてしまうのはもったいないです。もちろん異動は一社員の希望で叶うものではないですが、最低一度は異動を経験して、2部署で業務をやってみてから会社を辞めるかどうかを考えてみてはどうでしょう。

会社を辞める前に、これを試してみて

業務のレベルについていけないという理由で会社を辞めようとしている人は、まずは人事部に「異動したい」と要望を出してみてはいかがでしょうか。もちろん会社という組織上、それがすぐに受理されて希望通りの異動が叶う訳ではありません。

それでも、少なくとも自分の希望を会社に伝えておけば、人事異動の際に考慮に入れてもらえる可能性はあります。希望を伝えなければ、可能性はゼロです。

たとえそれが叶わずに、最終的に会社を辞めるという決断をしたとしても「やるだけやった」という気持ちがあれば後悔は少ないはずです。

僕の友人で、書籍の発行も手掛けているエンターテイメント関連の会社に勤めている人がいます。その友人は、本が作りたくて入社したものの、実際に配属されたのは予算管理の部署で、仕事に興味が持てないと毎日SNSに不平不満を書き連ねていました。

その後彼は人事面談の際に、「今の仕事が興味が持てなくて辛い。このままでは体調を崩してしまいそうなので、本を作る部署に異動させてくれ」という希望を伝えたようです。

最初にこのことを聞いた時は、入社数年でそんなことを言うなんて中々厚かましいヤツだな、と思いました。ところがしばらくして彼の願いは聞き入れられ、無事書籍を作る部署に異動させてもらえたようなのです。

その後彼は見違えるように業務に邁進し、充実した毎日を送っています。

若手はもう少しわがままになってもいい

これは最近僕が思っていることです。

ただそれは「少しくらいなら遅刻してもいい」といった種類の意味ではありません。

あくまで業務を行う上で自分の希望があるのであれば、それをもっと会社側に伝えても良いと思っているということです。

僕の友人のように、異動したい部署を人事部に伝えるのも一つです。

「会社」という言葉を聞くと、無機質な材料で出来た建物のイメージがわいてきますが、その本質は「人間」です。会社とは人間なのです。

壁に向かって話す訳ではないので、ダメ元で自分の希望を伝えておけばそれは組織上の人間の一人の頭の中に残り、判断に影響を与え、何かしらの変化は起きます。

「どうせ言ってもムダ」という気持ちも分かりますが、 そこにもう一言付け加えて「どうせ言ってもムダ、だけどダメ元で伝えておくか」という気持ちをもってみてはどうでしょう。「ダメ元」でやったことって、結構その後に良い変化が起きたりします。

まとめ

会社を辞めることは一概に悪いことだとは思いません。

ですが、辞めてしまう前に徹底的に悪あがきをしてみることをお勧めします。それで結果的に希望が叶って楽しく働けるようになれば万々歳ですし、ダメでも「やるだけやった」満足感が得られて、すっきりと次に向かえます。

お試しあれ。