昇格できないから会社を辞めようと思ったら

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つい先日、社会人になって初めて昇格をしました。

僕の会社では昇格試験として筆記と面接があるのですが、僕は筆記試験を連続で落ち続けて、同期の中でもかなり出遅れての昇格になりました。優秀な同期の中には、既に中間管理職になった人もいます。

今回初めて昇格を経験して、色々と思ったことがあるので書き記しておきます。

試験に合格するから昇格するのではない

ちょっとおかしな見出しなのですが、これは今回僕が痛感したことです。

僕は確かに会社が用意した筆記試験と面接を通過して昇格しました。ですが、今になって思うのは「試験に合格したから昇格するのではなく、昇格に値する業務能力が身に付いたから昇格する」ということです。

僕は同期の中で一番仕事が出来なかった自信があります。入社して3年経ってもまだ電話対応でもたつき、直属の上司にはほとんど見捨てられた状態でした。

そんなこんなでかなり長い間、誰からも褒められることもなくひたすら業務に悪戦苦闘する毎日でした。会社を辞めようと思ったことは一度や二度ではありませんでしたし、発達障害アスペルガー症候群を疑って病院の診察を受けに行ったこともあります。

正直この仕事はまったく向いていないと今でも思っています。

一度目の異動が転機に

そんな辛い毎日を送っていたある日、異動が発令され僕は今働いている部署に異動することになりました。この異動は、いわゆる「現場」から「スタッフ部門」への異動でした。

異動してからもしばらくは辛い日々が続きましたが、2~3年ほど経ったころから風向きが変わって業務ができるようになってきたのです。これは本当に突然のことで、段々と仕事ができるようになるというよりかは、いきなりレベルアップするといった感覚に近いです。

これは僕の独りよがりではなく、実際に先輩や上司からも「あいつは変わった」という声が上がるようになりました。

正直言って「現場」よりも「スタッフ部門」が僕には向いていたと思うので、運が良かったということもありますが、それでもやはり愚直に業務を続けてきた結果少しだけ脳神経細胞の回路が効率化したのかなと思います。

そんな風に思っていた矢先、一度も通らなかった筆記試験に合格し、そのまま面接も通過して昇格となりました。

これまでより勉強した訳でもない

今まで筆記試験の勉強試験をしなかった訳ではありませんでした。ただ、試験に落ち続けていたので勉強量が足らなかったことは事実でしょう。しかし、今回初めて筆記試験を通過した際も、これまでと比べて多く勉強したかというとそんなことはありませんでした。

実際筆記試験も合格ライン4点超えというギリギリ通過で、少しでも問題の内容が変わったり、体調の如何で落ちていた可能性は十分にあります。だから運が良かっただけという見方もできます。

ですが僕には「お前もようやく次の職位に上がるだけの業務能力が身に付いた」という天のお告げのようなものがあったように思えるのです。

中々昇格できない人はとりあえず業務を頑張ろう

昇格試験に中々受からないからと言って、業務そっちのけで試験対策に走るというのは悪手だと僕は考えています。そういった心持ちでは、昇格しないと思うのです。

仮にガチガチに試験対策をして昇格したとしても、その職位にあなたの業務能力が見合っていなければ周りの信頼が得られず、たちまちつらい立場に追いやられます。結局、昇格していくには業務能力を上げていくしかないのです。

もちろん試験の勉強をすることも必要ですが、この辺はバランスです。個人的には「7:3」で業務に比重を置くのが良い塩梅だと思います。繰り返しになりますが、業務を必死に頑張って、次の職位に見合うだけの能力を身に着ければ自然に昇格するという心持ちで良いと思うのです。

また、小細工を弄して実力以上に昇格してしまうと、人によっては慢心が芽生える恐れもあります。

それでも昇格できないから会社を辞めようと思ったら

僕は一概に会社を辞めることが悪いと思ってはいませんし、人には向き不向きがあるので転職した会社で大活躍する可能性もあると思います。

ただ、せっかく入社試験を突破して入った会社を、辞めた後で後悔することだけは避けたいですよね。僕が個人的に考えている、会社に見切りをつけるタイミングについては別記事に書いてありますので、参考までに読んでみてください。

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まとめ

僕と同じような若手の社会人で、同期に遅れをとっている人もいると思いますが、まったく焦る必要はありません。職位が上がるにつれて昇格の難易度は高くなっていくので、ほとんどの人は行き着くところは同じくらいになるのではないでしょうか(役員や社長を狙うのなら別かもしれませんが)。

同期と比べて昇格が早いか遅いかを気にするよりも、明日の自分が今日の自分よりも仕事ができるようになっているかということが重要です。それを意識し続けていれば、いずれは昇格することになります。

最後に、僕が好きな言葉を書いて終わりにしたいと思います。

「他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」

ジョン・ラボック(探検家)