僕はかなりのデジタルガジェット大好き人間です。
学生の頃はお金がなくて好きな電子機器も買えませんでしたが、社会人になって多少懐に余裕ができてからは、気になった電子機器は積極的に購入しています。
ことパソコンに関しては5年間で3台を購入しました。オタクと呼べるほどではないかもしれませんが、給料のうち結構な金額を投入しています。
そんな僕がたどり着いた一人暮らし社会人の最強のパソコン環境は「ノートPC+大画面モニター」です。
モニターって何?
モニターとは、パソコンの画面を映し出す装置のことです。モニター単体では利用できないので、主にパソコンとつないで使います。
モニターには、パソコンだけでなくタブレットやゲーム画面を映し出せるタイプのものもあります。僕が使っているモニターにはパソコン画面だけでなく、ニンテンドースイッチのゲーム画面も映して遊んでいます。
なぜモニターを使うのか
モニターを使うべき理由ですが、単純に画面が大きくなるからです。
大画面でパソコンの作業をすることのメリットはたくさんありますが、個人的に感じている一番のメリットは、画面を分割して作業ができることです。
知ってる人も多いと思いますが、⊞ Win(Windowキー)+←→(矢印キー) でウィンドウ画面を半分にリサイズすることができます。この機能を使って画面を2分割し、画面の左半分にYoutubeの動画を表示させながら、右半分でブログを読んだりすることができるのです。
ノートPCなどの小さい画面でこの機能を使うと、それぞれの表示が小さくて非常に見辛くなってしまいます。しかし、大画面モニターを使っていると左右の画面が半分づつでも十分な大きさで作業をすることができるのです。
僕はこのブログを書く時は画面の左半分にエバーノートで作成したアウトラインを表示させながら、右半分ではてなブログの記事作成画面を表示して執筆しています。なお、左半分はエバーノートだけでなく、資料になるウェブページを表示することもあります。ブログの執筆画面をいちいち最小化せずに、画面の左半分だけで資料やアウトラインを次々と切り替えて表示できる快適さといったら感動すら覚えます。当然作業スピードも上がり、時間の節約効果もあります。
なぜノートPCなのか
ここまで読んだあなたはもしかすると「だったらノートPCの画面をモニターに出力させるんじゃなくて、最初から大画面のデスクトップPCを買えばいいじゃないか」と思ったかもしれません。ですが、デスクトップPCは外に持ち出すことができません。
社会人になると会社の出張や個人的な旅行、実家への帰省などで自宅を開けることが多くなります。その時に自分のPCを持ち歩けないというのはかなり不便です。
自宅で使うデスクトップPCと、持ち出し用のノートPCの2台持ちをしている人もいますが(僕も長い間このスタイルでした)、これだとそれぞれが独立したパソコンになるのでパソコンの設定や作成したファイル等を引き継ぐことができません。
クラウドサービスを利用して同じファイルにアクセスする方法もありますが、ネット環境が必要ですし、クラウドサービスに無料で保存しておけるファイルの容量は数ギガバイトとかなり少ないです。
また、デスクトップPCとノートPCの2台を買うと、費用がかさみます。単純にパソコン2台分の金額がかかるので、少なく見積もっても10万円以上かかるでしょう。その点、モニターの金額はゲーム用特化などの高品質なものを求めなければ1万円台で購入できます。モニターが安価な理由は、それがただの「画面」だからです。パソコンのように余計な機能を積んでいないのでそれ単体では利用できませんが、だからこそ価格は安くなります。つまり、パソコン1台分+1万数千円の費用で済むのです。
ニンテンドースイッチと同じスタイル
余談ですが「ノートPC+モニター」は、ニンテンドースイッチと同じようなスタイルになります。
ニンテンドースイッチも、本体はあの小さな画面です。それを、家ではテレビの画面に出力して遊びます。ニンテンドースイッチは「TVモード」「テーブルモード」「携帯モード」と3つのスタイルで遊ぶことができますが、今回僕が紹介したパソコン環境に準えると以下のようになります。
- TVモード:ノートPCの画面をモニターに出力して作業
- テーブルモード/携帯モード:ノートPCを持ち出して、そのまま作業
モニターのサイズはどれを選ぶべきか
モニターのサイズにはかなりばらつきがありますが、一人暮らしの方が自宅で使う大きさとしては20~30インチ程度が良いと思います。
僕が使っているモニターは23インチですが、それでも十分な大きさです。あまり大き過ぎるものを選ぶと置き場所に困ったり、目の疲労につながりますので注意が必要です。
ちなみに僕が使っているモニターはこちら。

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こちらのモニターはサイズも「21.5インチ/23インチ/23.8インチ/27インチ」の中から選べます。
フレームレスと謳っているだけあって、画面の外枠がかなり細く、画面を一杯に表示させることができます。
画面の明るさも「Reading Mode(文字を読む時に有効)」「Darkroom Mode(暗い部屋での利用時に有効)」「Theater Mode(映画鑑賞時に有効)」などの多彩なモードから選べます。
まとめ
僕がこれまで購入したPCの種類は「大画面のデスクトップPC」「大き目のノートPC」「コンパクトなノートPC」の3種です。どれもそれなりに利用しましたが、最終的に行き着いたのは「コンパクトなノートPC」であるsurface pro4です。
はっきり言って、残り2つのPCは買わなくてよかったな……と反省しています。
学生時代からデジタルガジェットが好きな人は、多少経済的に余裕ができる社会人になると色々なデジタル機器に手を出してしまうと思います。そして後から考えると「あれはいらなかった……」と考えて反省することになるでしょう。
僕の場合、それはそれでよい社会勉強になりましたが、やはりせっかく一生懸命働いて稼いだ給料は無駄にしたくないもの。
今回の記事が、あなたに最適なPC環境を見付ける手助けになれば幸いです。