一人暮らしを始めた当初から、ずっと買おうと思っていたものをこの冬ついに購入しました。それが加湿器です。
購入の理由は単純で、冬場の乾燥対策なのですが、この加湿器が想像以上に効力を発揮してくれたので、今回はそのことについて語ります。
一人暮らしの冬を舐めていた
実家暮らしをしている時はまったく気にしていなくて、一人暮らしを始めた時に初めて気付くことってたくさんあります。僕にとってその大きなことの一つが、冬の脅威でした。
一人暮らしの初めての冬はマジで体調を崩しやすいです。気温が低いということもありますが、意外と見落としがちなのが湿度の低下、つまり乾燥です。
僕は加湿器を買う前から湿度計を導入していたのですが、僕の部屋で夏場は60%以上あった湿度が冬は平気で30%台まで低下します。ひどい時は20%台まで割り込んだ時もありました。
数値で言ってもあまり実感がわかないと思いますが、実際に冬場の湿度の落ちた部屋で暮らしていると、その脅威を如実に感じます。具体的には以下のような症状が出ます。
- てのひらの皮が剥けてボロボロになる
- 朝起きた時に喉が干からびたみたいにカラカラになる
- 目が乾いてしばしばしてくる
- 咳が止まらなくなる
僕が実家で暮らしていた時は加湿器はありませんでしたが、上記の症状に悩まされることはありませんでした。今まで何故かと疑問だったのですが、その答えはストーブにあったのです。
僕の実家では母親がストーブの上にヤカンを置いて沸騰したお湯を色々な事に使っていました。当時学生だった僕はそれを見て「フッ、貧乏性だな……」なんて舐め腐った態度をとっていたのですが、実はこの沸騰したヤカンの蒸気が部屋に行き渡って乾燥を防いでいたのです。
間違いなく僕の母親はこの効果を見込んでヤカンを沸騰させていたと思うのですが、何不自由なく実家で暮らしていた僕は、一人暮らしをするまでそのヤカンストーブの恩恵に気付くことはありませんでした。
ちなみに今の僕の狭い部屋でストーブを使うと酸素の低下が心配ですし、一人暮らしなので万が一消し忘れて外出したら「終わり」なので、ストーブの導入はできません。
始めて加湿器を購入
そんな訳で去年の11月、始めて僕は加湿器を購入した訳ですが、その効果は絶大でした。
加湿器を使い始めた初日「俺の部屋って、いつからホテルの部屋になったんだっけ?」と思ったのです。明確な根拠は示せないのですが、加湿器を付けてしばらくすると、僕の部屋がなんとも言えない清々しさを感じる空間に様変わりしたのです。
皆さんも出張などでホテルに泊まった時、自分の部屋とは一味違った空間の気持ちよさを味わうことがあると思います。あの気持ちの良い空間が自宅に再現されたのです。
まぁこの当たりの感じ方は個人差があるかもしれませんが、とにかく僕は加湿器を使い始めた初日から「買ってよかった!」と思いました。ちなみに僕が買った加湿器はこちらです。

シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター 13畳 / 空気清浄 23畳 ホワイト KC-G50-W
- 出版社/メーカー: シャープ(SHARP)
- メディア: ホーム&キッチン
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今改めて見てみたら「加湿器」ではなくて「加湿空気清浄機」でした。この「空気清浄」の機能が僕の部屋をホテル並みに様変わりさせた要因かもしれません。
もちろん加湿機能も十分で、僕の部屋で加湿空気清浄機のスイッチを付ける前には30%前後だった湿度が、50%以上をキープするようになりました。
この冬、初めて一度も風邪を引いていない
僕は毎年冬になると必ずと言っていいほど一度は風邪を引くのですが、「加湿空気清浄機」を毎日使うようになってから、この冬ここまで一度も風邪を引いていません。
明らかに「加湿空気清浄機」の力だと言わざるを得ません。
ちなみに僕の会社でも冬は風邪が流行して、お休みの人が続出します。今年もその例に漏れず、僕の部署では僕以外の全員がこの冬少なくとも一日は風邪で会社をお休みしました。皆勤を続けているのは僕だけです。
この状態は中々に気分がよく、しかもうれしいことに会社の同僚がお昼休みに「僕さんは風邪引かないよなぁ」という噂をしていたというのです。
といっても今年の冬はまだ終わってはいないので、こんな風に油断し始めた時が危ないのかもしれません。「加湿空気清浄機」を過信せずに引き続き気を引き締めていきたいと思います。
喉の乾燥も、てのひらの皮が剥けることも無くなった
もちろん、上で書いた以下の症状も全て解消しました。
- てのひらの皮が剥けてボロボロになる
- 朝起きた時に喉が干からびたみたいにカラカラになる
- 目が乾いてしばしばしてくる
- 咳が止まらなくなる
特に咳がなくなったのはうれしい効果です。
例え熱はなくとも、会社で咳をしていると周りから「あいつは風邪を引いている」と思われてあまり近寄られなくなります。そういった悲劇も防げるようになるのです。
インフルエンザウィルスの活動も弱まる
ちなみに湿度を上げることは、冬に流行するインフルエンザウィルスに対しても有効な措置になります。
インフルエンザウィルスは「温度20度以上で、湿度50~60%」という環境下では空気中での感染力が下がるという研究結果が出ています。湿度に関しては加湿器で対応するとして、エアコンで温度も上げておくとなお良いでしょう。
なお、エアコンをつけると湿度は下がりますが、僕が使っている「加湿空気清浄機」はエアコンと併用でも湿度50%以上をキープしてくれます。恐らく最近の高機能の加湿器ならば心配はいらないのではないでしょうか。
まとめ
加湿器は一度購入すれば毎年使えるものなので、もっと早く買っておけばよかったと思っています。
長く使えるものは例え値段が高くとも早目に買っておくことをお勧めします。

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