およそ一ヵ月前にニンテンドースイッチを買ったという記事を書きました。
この記事でも書きましたが、「ゼルダの伝説、ブレスオブザワイルド」をダウンロード購入しており、本日シナリオをクリアしました(といっても、祠やコログなどはほとんど制覇しておらず、しかも写し絵も2、3枚しか集めていないので、本当に「ガノンを討伐しただけ」です)。
本格的なシナリオのゲームを遊ぶのは、およそ10年ぶりということもあって、ゼルダをプレイする中で色々と思うところがあったので、それについて書いてみようと思います。
かなり序盤から攻略サイトを見ながらプレイしていた
ゼルダの伝説は謎解きが中心のゲームなので、攻略本や攻略サイトを一切見ないでプレイすると、クリアするまでに相当な時間がかかります。
僕もゲームのかなり序盤から攻略サイトを観ながらプレイしていました。特に後半では、ゲームを起動する前に攻略サイトを確認してその日のプレイ計画を立てて攻略サイトを忠実に辿るようにゲームを進行するという、もはや何のためにゲームをしているのか分からない状態になっていました。
具体的に言うと以下です。
- その日のプレイ時間を決める(平日は大体1時間)。
- ゲームを起動する前に攻略サイトを調べて1時間で進行できそうなところまで当たりを付ける。
- スマートウォッチで1時間のタイマーをセット
- ゲームを起動し、となりに攻略サイトを開いたノートPCを立てて、その内容の通りに忠実にプレイしていく
つまり、一切のムダを省いて最短ルートでシナリオクリアまで行くような遊び方をした訳です。
とにかく時間を無駄にしたくなかった
ゼルダの伝説というゲームは、完全に独力で謎を解こうとすると、最悪の場合目の前のカギのかかった扉を一つ開けるためだけに数時間~数十時間かかることもあるゲームです。このあたりは完全に「ひらめき」次第なので、数時間かかって謎を解いても「こんな簡単なことだったのか」とため息が出ることもしばしば……。
せっかく仕事の終わりにゲームで気晴らしをしようというのに、目の前の仕掛けがまったく解けず、同じところをうろうろしているだけでは全然面白くありません。それどころか社会人の貴重な自由時間を浪費してしまったかのような虚無感に襲われることさえあります(少なくとも僕はそう)。
こういった理由で僕は限られた時間で最大限ゲームを進められるよう上記したようなプレイスタイルに行きついたのです。
ですが、攻略サイトの内容を実機で忠実に再現するだけではもはや「作業」です。もっと言ってしまえば、ゲームの動作を確認する「デバッグ」に近いかもしれません。とにかくゲームを楽しむという感覚からは、ずれていきました。
自分の性格を考えてゲームを選ぼう
ゼルダの伝説のような、謎解きが主体のゲームで「迷う」ことすらも楽しめるような性格の方ならゼルダは絶対的にお勧めできます。僕は「ゼルダ」を大いに楽しむことはできましたが、謎解きで試行錯誤することを時間のムダと考えてしまう自分の性格に向いたゲームではなかったなと思います。
僕が「ニンテンドースイッチ」を買った当初の目的である「スマブラ」を気長に待ちたいと思います。スマブラはストーリー等が一切無い格闘ゲームなので、ゲームの途中で止まってしまうこともなく、一回の対戦の時間も短いので中断がしやすいです。
以上、10年ぶりに長編ゲームをプレイした僕の感想でした。