一説によると、ビジネスパーソンが風邪を引いた時の経済損失は4万円以上になるそうです。最近めっきり寒くなってきて、これから気温の低下と乾燥により体調を崩しやすい季節が来ます。
今回は僕が実際に行っている、一風変わった風邪予防法を紹介します。
それは、「鼻うがいです」
鼻うがいって何?
通常のうがいでは、口から水を入れて喉でガラガラし、口から水を吐き出します。一方鼻うがいでは鼻から水を入れて、鼻または口から水を出すうがい法です。この説明を聞いただけで眉をひそめる人もいそうですが、適切な道具と方法で行えば別に苦しくとも何ともありません。
鼻うがいをすることで、通常のうがいでは洗浄できない鼻の粘膜に付着しているウィルスを洗い流すことができます。歯磨きで例えれば「歯間ブラシ」とも言えるでしょうか。多くの人が通常のうがい(歯磨き)はしていると思いますが、少し手間のかかる鼻うがいまでしている人となるとその数は激減することが容易に想像できます。
効果のほどは
鼻うがいの効果は「絶大」です。
風邪のウィルスは喉や鼻の粘膜に付着して体内で増殖します。通常のうがいに加えて鼻うがいをすることで、風邪の予防効果は高まります。
ちなみに鼻うがいは鼻水・鼻づまりや花粉症、蓄膿症にも効果があるようで、長年これらの症状に悩まされてきた人たちが鼻うがいを始めたことによって一気に症状が改善した例もあるようです。
鼻うがいキットもある
鼻うがいをするための、専用のキットが存在します。キットを購入しなくとも、家にあるもので代用することもできますが、大分面倒になりますし、失敗してもう二度とやらないという事態になりかねません。初めて鼻うがいを行う方は専用のキットを購入することを強く推奨します。僕が実際に使用しているのは以下の商品です。
実際の鼻うがいのやり方については、他に詳しく説明しているサイトがありますので、そちらをご覧ください。
鼻うがいの注意点は
以下、僕が実際に鼻うがいをして感じた注意点について述べます。
簡単にあきらめないこと
鼻うがい専用キットを使うことで失敗する確率は格段に減りますが、それでもやはり最初はせき込んでしまったりすることもあります。僕は最初そうなりましたが、まぁそんなに苦しくはないですし、それだけのことで諦めてしまうにはあまりにももったいないです。最初は多少うまくいかないこともあると念頭において始めましょう。すぐに上手にできるようになります。
お風呂に入る前に行うとよい
これは人によるかもしれませんが、僕は鼻うがいが終わった後にしばらくして鼻から水が垂れてくることがありました。調べてみると他にも同じような人はいるようでした。鼻うがいの手順として、最後に軽く鼻をかむのですが、それでもやはり鼻から入れた水が残ってしまうことがあるのでしょう。
対策としては、鼻うがいをしてからそのまま風呂に入ってしまうことです。そうすれば、鼻から水が垂れてきても困ることはありません。何なら、風呂にお湯を張っている間に鼻うがいを行い、終わったらそのまま湯船にinすればOK!
鼻うがいは1日に1回
鼻うがいはたくさんすればそれだけ効果が高まるというものではありません。それどころか、あまりやりすぎてしまうと中耳炎を引き起こす場合もあるようなので注意しましょう。
まとめ
風邪を引くと、体は辛いは病院代はかかるわ気分は落ち込むわ仕事は溜まるわと、まったく良いことがありません。特に冬は日照時間も短く気温も低いことで、「冬季うつ」といった季節特有のうつ病もあるほどメンタルが落ち込みやすい季節です。
多少の投資をしてでも風邪予防の対策を打つことを是非ともお勧めします。
なお、風邪予防には下の記事でも紹介した「温冷浴」も効果がありますので、併せてご覧ください。
それでは。