人生の3分の1は睡眠時間ということで、寝具にこだわることはとても大切と言われています。僕も何度かまくらを買い替えてきましたが、実際に寝具店でまくらを見ても、果たしてそれが自分の体形にフィットしているのかどうかわからず、あまりまくらの満足度が高くありませんでした。
そこで今回、専門のプロがお客さんの体形に合わせたまくらをオーダーメイドで作ってくれるお店「じぶんまくら」で、まくらを作ってもらいました!
今回お伺いしたのは、イオンモール幕張新都心グランドモール3階の「じぶんまくら」さんです。
広い店内には様々なまくらや敷布団などの寝具が並んでおり、店の奥のスペースではベッドがいくつか並べられ、お客さんが店員さんと話しながらまくらの計測を行っていました。
さっそく店員さんに声をかけ、まくらの測定を行ってもらうことに。
(以下で説明するステップは、「じぶんまくら」さんのサイトで説明されているステップと若干違いますが、おおよその工程はサイトと同じで、僕が勝手にステップを分けているだけなのであしからず)
ステップ①まくらの種類を選ぶ
最初にまくらの種類を選びます。
と言っても、種類は以下の2つのみです。
1. 普通(25,000円)
2. プレミアム(35,000円)
プレミアムの方がサイズが一回り大きく、寝返りを多く打つ方にはオススメのようです。まくらに35,000円はかなり高い出費ですが、長年使うものをケチってもしょうがないと、思い切ってプレミアムを選びました。
ステップ②体型を測定
まず行ったのは、体型の測定です。
当然その人の体形が分からなければ、その人にあった寝具を作ることなど望むべくもありません。
健康診断の身長測定に使う器具のような機械(後で調べたところ、「フィッティングスリーパー」という名前の機械だそうです)の前に両足を揃えて立ち(クツを履いたままでOK)、背中からローラーのようなものを滑らせて、後頭部(頭)・背中・腰・お尻を測定しました。また、身長と体重は専用に用意されたパソコンに自分で打ち込むように言われます。余談ですが、体重に関しては入力した画面が*マークで表示され、数字が画面上からはわからないようい配慮がされていました。僕は男なので得に気にしないのですが、女性にとってはうれしい心遣いではないでしょうか。
ちなみにこの測定で、僕は背中が出っ張っている「背出タイプ」でした。
ちなみに「じぶんまくら」さんのサイトによると、体型測定の前にまくらの中材を自分で選ぶ工程があるようなのですが、僕が作ってもらった時はありませんでした。他の「じぶんまくら」作成の体験談を書かれていたブログを見ても、この工程はなかったようなので、もしかすると今は省かれているのかもしれません。
確かに素人にまくらの中材を選べと言われても、どれが良いのかまったくわからないので、プロに選んでもらった方がよいと思います。
ステップ③作成
体型測定が終わると、専用のベッドまで移動します。
ここで専門のスタッフの方から、普段の睡眠時間や、肩こりや腰痛の有無など、問診のようなものがあります。ここで睡眠時の悩みは全て話しておいた方がよいでしょう。ちなみに僕は、いつも横向きに寝ているけども今使っている枕が上手くフィットせず肩が痛い事などを話しました。
その後、スタッフの方が、問診と体型測定の内容を踏まえてまくらの作成を開始します。それを待つ間はベッドの上で休ませてもらえます(皆さん眠くなるとのこと)。およそ5分で作成したまくらを持ってきてくれました。
ステップ④調整
まくらが出来上がったら、実際にそれを頭の下に敷いて寝てみます。そして自分が納得できるまで微調整を繰り返してもらいます。僕が最初に出来上がったまくらで寝てみるた時、後頭部が沈み込んでいく感覚があったので、それを伝えて何度か中材の量を変えて高さを調節してもらいました。ちなみに、自分の感覚で違和感があったとしても、睡眠時の理想的な体の位置としては間違っていたら悲惨なので、そこはスタッフの方に随時確認しました。
もちろん、仰向けに寝た場合だけでなく、横を向いて寝た場合のフィット感も調整します。この「じぶんまくら」は、中材を入れるポケットが14ヵ所もあるので、寝る時の体勢によってかなりきめ細かく枕の形を調整できます。さすが高いだけはあります。
ステップ⑤出来上がり
満足の行く調整ができたら、まくらの出来上がりです。
なお、一度購入したまくらは、メンテナンス費が永久無料です(製品の寿命を迎えるまで)。よって、一度作成した後でもまくらの中材の量を調整してもらうことで何度でもまくらを補正できます。「買って終わり」ではないので、いざ使ってみたら高さが合わなかったとなっても再調整ができます。まくらとしては高額な価格には、こちらの「永久メンテナンス無料サービス」も含まれていると思えば納得できます。
なお、ホームページにも書かれていますが、まくらのメンテナンスは予約しておかないと長時間待たされる場合があるようです。電話での予約も可能ですが、専用のアプリからの予約が楽チンなので、今後のメンテナンスを考えてインストールしておくと良いでしょう。ちなみにこのアプリをインストールしておくと、製品購入時にポイントがたまります。
まとめ
このまくらは中材を入れたままでも洗濯機で洗濯が可能なようですが、中材が片寄って形が崩れてしまう場合があるとのこと。なので、専用のカバーも追加で購入しました(3,000円)。
最後に専用の袋に購入した製品を入れていただいて、店を後にしました。
使用感については、またレビューしたいと思います。